ペーパータオルのメリットは？
手を洗ったときにタオルではなくペーパータオルを使用することもあるでしょう。
この記事では、そんなペーパータオルのメリットや年間の金額などを解説していきます。
ペーパータオルとは？
ペーパータオルとは、ティッシュペーパーに比べてしっかりとした材質の紙であり水に濡れたとしても破れにくくて丈夫なものです。
最近では、飲食店等のトイレやスーパーの入り口にカートを拭く用で置いてあることが多いです。
コロナ禍以降、特に増えてきた印象があります。
ペーパータオルのメリット
普通のタオルではなく、ペーパータオルを取り入れることはどのようなメリットがあるのでしょう。
ここからは、ペーパータオルのメリットについて解説していきます。
衛生的で感染症対策になる
ペーパータオルは毎回新しいものを使うため、非常に衛生的です。
共有のタオルは菌が繁殖しやすく感染のリスクがありますが、ペーパータオルはその心配がありません。
特に、湿ったタオルは雑菌の温床となることが多いですが、使い捨てのペーパータオルなら安心です。
洗濯物が減る
タオルは頻繁に取り替える必要があり、特に梅雨時期には洗濯物が乾きにくくなるため、使用済みタオルが増えがちです。
しかし、ペーパータオルは使い捨てなので、洗濯する手間が省け家事の負担が軽減されます。
これにより、「洗濯→干す→取り込む→畳む」という一連の作業が不要になります。
さまざまな用途に使える
ペーパータオルは手や顔を拭く以外にも、多用途に利用できます。
例えば、ちょっとした汚れの掃除や洗面所周りの水滴を拭き取るのにも便利です。
また、化粧で使った筆の拭き取りなど日常のさまざまなシーンで役立ちます。
これらの理由からペーパータオルを取り入れることは、衛生面の向上や家事の軽減、多用途性の面で非常にメリットがあると言えるでしょう。
ペーパータオルのデメリット
ペーパータオルのデメリットは何でしょう。
ここからは、ペーパータオルのデメリットについて解説していきます。
コストがかかる
ペーパータオルは使い捨てであるため、何度も繰り返し使えるタオルに比べてコストが高くなります。
タオルも洗濯や買い替えに費用がかかるため、極端に高いわけではありませんが使用する度にコストが発生する点はデメリットです。
置き場所・置き方を考える必要性
ペーパータオルを洗面所に設置する際、どこにどのように置くかを考える必要があります。
ボックス型のペーパータオルは専用のケースと置き場所が必要であり、ロール型の場合はホルダーとそれを設置する壁面スペースが必要です。
既存のタオル掛けは使用できないため、新たにスペースを確保する必要があります。
ストックの置き場所が必要
ペーパータオルをコスト削減のためにまとめて購入する場合、ストックを保管する場所が必要です。
10個単位やダース単位で購入することでコストを抑えられますが、その分収納スペースが必要になります。
ペーパータオルはかさばるため、タオルよりも多くの収納スペースを確保する必要があります。
これらのデメリットを考慮した上で、ペーパータオルの利用を検討することが重要です。
ペーパータオルを使った場合の年間の費用は？
ライオン株式会社が2021年10月に公表した「コロナ禍での手洗い実態調査」によると、1日に手洗いをした回数は平均8.9回でしたので、ここでは1日に9回手を洗うと仮定します。
ペーパータオルの価格は製品によって異なりますが、ここでは200枚入りで170円とします。
1枚あたりの価格は0.85円となり、手拭きにかかる費用は次のような計算です。
1日当たりのコストは0.85円×9回＝7.65円、年間のコストは7.65円×365日＝2,792円となります。
4人家族の場合、年間のペーパータオルにかかる費用は、単純計算で2,792円×4人＝11,168円です。
この計算は1回の手洗いに1枚のペーパータオルを使用する前提となりますが実際に2枚以上使用する場合は、さらにコストが増えます。
使用する頻度や量によってコストは変動しますが、衛生面や利便性を考慮すると、ペーパータオルの利用は一定の価値があるためメリットとデメリットを比較しながら導入を決めるとよいでしょう。
ペーパータオルを選ぶ際の注意点
ペーパータオルを選ぶ際には注意点がいくつかあります。
ここからは、そんなペーパータオルを選ぶ際の注意点について解説していきます。
ペーパータオルの材質
ペーパータオルの材質はさまざまで、蛍光漂白剤などの化学物質が含まれるものもあります。
毎日使うものなので、価格だけでなく安全性も考慮して選びましょう。
ペーパータオルのサイズ
ペーパータオルのサイズには小判・中判・大判があり、それぞれ使い勝手が異なります。
使用者の手の大きさや用途に応じて適切なサイズを選びましょう。
ペーパータオルの型
ペーパータオルにはボックス型とロール型があります。
ロール型は安価ですがホルダー設置が必要で、ボックス型は置き場所を確保する必要があります。
まとめ
ペーパータオルは、衛生的で多くのメリットがあります。
しかし、コストもそれなりにかかるためお財布と相談して普通のタオルかペーパータオルかを決めるとよいでしょう。
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