キムワイプは研究室以外でも活躍できるか実験してみた ~キムタオル、唐揚げに挑む編~
先日こちらのブログでお届けした、キムワイプでキッチンを綺麗にしてみよう!
という試みの記事、みなさま読んでいただけたでしょうか?
今回はその第二弾!と致しまして、キムワイプの親戚の…
キムタオルに登場してもらうことにしました。
キムタオルとキムワイプの一番の違いは、なんと言ってもその厚みにあり、
ピンエンボス加工で多量な水や油などを素早く確実に吸収してくれます。
こちらもキムワイプと同様「拭き取り後もケバが残らない」という特徴から、
工場やラボ、医療現場などで大活躍しています。
機械、部品、工具などに付着した油汚れの拭き取りや、
インクや塗料、薬液などの拭き取りに適したアイテムと言えるでしょう。
今回使用したのは、未晒しタイプのものです。
さて、そんなキムタオルですが、今回挑戦してもらうのは、なんと「唐揚げの油切」!
実験の方法はとても簡単で、油で揚げた後の唐揚げの油切の際にキムタオルとキッチンペーパー、
どちらにも載せてみて油の吸収力を観察してみる、というものです。
対決するのは前回のキムワイプと同様の一般的なキッチンペーパー。
まず広げてみて驚くのが、その大きさ。
キッチンペーパーの1.5倍ほどの大きさです。
そして近くで見てみると、キムタオルの特徴的なピンエンボス加工がとてもよくわかります。触ってみた感触も、紙というよりはその名の通り、本当に「タオル」のような印象を受けます。
キムタオルは普通に取ると二枚重ねになったものが取れるのですが、今回対決したキッチンペーパーは重ねのない1枚のものだったため、公平を期すために1枚剥がした状態で対決させることにしました。
比べてみると、1枚の状態にしても新聞紙の文字が透けないことがわかります。
色が白とベージュという違いがあるので一概には言えませんが、
キムタオルの方は厚みがあることはもちろんですが、
ピンエンボス加工によって新聞紙と設置している面積が少ない、
というのもあるのかな、と思いました。
では、早速油を吸収してもらいましょう。
左側がキムタオル、右側がキッチンペーパーです。
揚げたばかりの唐揚げをただ載せてみた状態だとこのような感じです。
そこまで違いはない…ように見えますが、
よく見るとキッチンペーパーの方が、若干油が周りに広がっているような気はします。
では、それぞれめくって下の新聞紙の様子を見てみましょう。
先ほどの画像と同じく左側がキムタオル、右側がキッチンペーパーです。
こうすると違いは明らかで、キッチンペーパーの方が吸収しきれなかった油がかなり新聞紙の方に染み込んでいるのがわかりますよね。
今回は公平に…ということでキムタオルは1枚剥がして使用しましたが、この感じであれば剥がさず使えば新聞紙の方には殆ど染み込まないのではないかと思います。
キムタオルの方が油をよく吸収してくれたことで、油切れも良く、
心なしか歯ごたえもカラッとしていたように感じました。
個人的には、正直これから揚げ物をするときはいつでもキムタオルを使用したい、
君は実験室だけにいるのは勿体ない…!と思わず語りかけたくなってしまったほど。
そしてもう一つ、思わぬキムタオルの力が発揮された場面がありました。
それは、盛り付け。
普段であれば、盛り付けの際には唐揚げの下にレタスを敷いたり、
実験でも使用した一般的なキッチンペーパーを敷いて油を吸収させるのですが、
今回はその性能に感動したこともあって盛り付けにもキムタオルを使ってみたんです。
すると…
お皿や食材との相性がとってもいいんです!
今回使用したのは未晒しタイプのキムタオルだったのですが、
そのベージュの自然な色合いが食卓に暖かい雰囲気を添えるのに大活躍!
最近流行りの曲げわっぱのお弁当や、木の器などとも相性がいいんじゃないかな~と感じました。
キムタオルより薄めでより手軽に使えるキムワイプの種類はこちら!
>>研究室の定番アイテム!キムワイプのサイズを徹底比較
最後の最後に、思わぬポテンシャルを示してきたキムタオル。
まだまだ活躍できる場所がありそうな予感がするので、
活躍の場をこれからも探っていこうと思います。