夏休みの自由研究もうやった?パックテストで水質検査、簡単にできますよ
街ゆく夏休みの小・中学生を見ると、あの頃は自由でいいなあ…長いお休み羨ましいなあ…
と、大人は思ってしまいますが、よくよく思い出してみると、
大人にとっては小さなことでも、あの頃はあの頃で様々な悩みを抱えていた事を思い出します。
例えば、夏休みの宿題。
特に「自由研究」には悩まされた人も多いのではないでしょうか。
何をしようか悩んでいるうちにどんどん夏休みが過ぎていき、
気がついたら最終日…なんて思いをした人もいたはず。
そこで今日は、いまちゃすオススメの自由研究に使える商品をご紹介しようと思います。
それは、こちら!
簡単に水質検査が行える、パックテストという商品です。
早速、中身と簡単な使い方をご紹介していきましょう。
今回使ってみるのは、ph濃度と、硬度を調べることができる2種類。
この2種類の測定器で、家庭でも手に入るいくつかの液体を測定してみようと思います。
今回用意したのは、水道水、雨水、日本産のミネラルウォーター、
日本産のミネラルウォーターを使った炭酸水、フランス産のミネラルウォーター、
そしてレモン味の炭酸飲料です。
では、まずは酸性度を調べることができる「ph」から始めてみます。
中身は、このような感じになっています。
チューブと、標準色、そして測り方が書かれた説明書が入っています。
標準色はケースに入っているため、濡れても大丈夫なのが嬉しいですね。
今回、夏休み中の小学生の娘を助手に従えて実験を一緒に行ったのですが、
チューブの中に入った試薬が緑色な事に興味津々でした。
そして「あ!これ、鉄腕ダッシュで城島リーダーが使ってたやつだ!」と、とても嬉しそう。
どうやら現在行われてる「新宿DASH」という企画で、
水質検査を行った際にパックテストが使われていたそうです。
サイトを見てみると、その際のことが詳しくレポートされていました。
ぜひご覧になってみてくださいね。
さて、実験に戻りたいと思います。
パックテストの使い方は、以下の通り。
手順が少なくて、小学生でも容易にできそうです。
早速やってみます。
チューブ先端についたラインを引き抜いて、中の空気を出したら…
ラインを引き抜いた穴の方を検水の中に入れ、半分くらい水を吸い込み、
数回フリフリ…
反応時間後、チューブを標準色の上に乗せて、
どの色が一番近いか比較します。
助手の小学生がこっちの色が近いかな?こっちかな?と
真剣に標準色とチューブを見比べていたのが印象的でした。
炭酸が入ったものは、水を吸い込む際に二酸化炭素も一緒に吸い込んでしまう為、
多くの水を吸い込むのに少しコツが必要で、一つ目に行ったものは殆どの水が入らず、
新しいチューブでもう一度挑戦する事になりました。
吸い込む際になるべく強く握って空気を多く出しておくのが良さそうです。
全てを検査してみた結果は、このようになりました。
(並べる場所を間違えて上にしてしまい、少し見にくくて申し訳ありません)
さて、お次は水の硬度を調べることができる「全硬度」を使ってみる事にします。
こっちはチューブの中の薬が白だ!と小学生が興奮していました。
手順は同じなので、省略させていただいて、
実験の結果はこのようになりました。
最も高い値の出たフランス産のミネラルウォーターに小学生の助手が興味津々だったので、
ちょっと飲んでごらん?普段飲んでいるお水とどう違う?
と聞いてみたところ、何口か飲んで難しい顔をして
「私には…美味しく感じられない…」
と言っていたのが印象的でした。
生活に身近な「水」を使った実験という事で、
フランス産のミネラルウォーターは普段飲んでいるお水とどう違うのか?
なぜあまり美味しく感じられないのか?
といったことを親子で楽しく話をしながら行う事が出来たのが親としてもとても嬉しかったです。
検査自体は特に難しい手順はないので、小学生でも簡単に行えますし、
水自体もスーパーに行けば手に入るものばかりです。
検査にかかった時間は、phと全硬度合わせて1時間半ほど。
実際に検査にかかる時間が短くて済む為、その分なぜこのような結果になるのか?
というレポートの部分に時間をかけることができる為、
自由研究にはもってこいの題材なのではないかと思いました。
今年の自由研究、何にしようかな…?とお悩みの学生さん、
うちの子、全く考えていないみたいだけど大丈夫なのかな…不安な保護者の方々、
パックテストを活用して自由研究を行ってみてはいかがでしょうか?
今回ご紹介した「ph」と「全硬度」以外にも測定項目は数十種類ありますので、
学習や理解の進行具合によって選ぶこともできますよ。
ぜひラインナップをご覧になってみてくださいね。