実験用具でポップコーンは作れる?「でんじろうの THE 実験」を参考にやってみた!
先日、最近我が家の子供達がお気に入りの番組、
サイエンスプロデューサー米村でんじろう先生が出演する
「でんじろうの THE 実験」という番組を見ていたところ、
とても気になる実験をやっていました。
それは「ビーカーを使ってのポップコーン作り」です。
ビーカーの中に並々と油を注ぎ、ポップコーン種を入れ、それを火にかける。
すると、熱せられたポップコーン種が弾け、
油の中から出来上がったポップコーンが次々と溢れてくる…
というものでした。
まるで生き物のように溢れ出てくるポップコーンにスタジオは大盛り上がり。
見ている子供達もポップコーンのように跳ねて喜んでいました。
しかし隣で見ていた私は(ビーカーの耐熱温度は250℃と、熱に強いのはわかってはいたのですが)
ポップコーンが弾けた衝撃でガラスが割れたらどうしよう…などと心配してしまい、
楽しいはずのテレビを前に黙りこくってしまう、という事態に陥っていました。
しかしあまりにも喜ぶ子供達の姿を見ていたら
「これなら家で出来るかも…!」という思いが芽生えました。
そうとなったら、話は早い!
何故なら使用器具はいまちゃすに全て揃っているから…!
早速、いまちゃすにある商品で試してみることにしました。
用意したのはこちら!
・ビーカー(200ml)
・アルコールランプ
・三脚台
・セラミック金網
・ポップコーン種
・アルミホイル
・塩
・油
それと、私のビビりな性格を考慮して別スタッフがゴーグルも手配してくれました。
ありがとうございます…優しさが染みます…
番組のように実験を行うのであれば、油に直接ポップコーン種を入れるのですが、
家庭内で行うのは少し危険なので、今回は簡単な方法をとらせてもらいました。
やり方はとても簡単。
①ビーカーにポップコーン種を入れ、種に油をなじませ、塩をふる
②ビーカーを火にかける
③種が弾けるのを待つ
ポップコーン種は膨らむと乾燥時の20倍もの大きさになるとのことで、
かなりビビりながら、消極的な量を入れました…。
(しかし今思えばこれが悲劇の始まりだったのかも…)
因みに、アルコールランプを扱うのはウン十年ぶりで、
火をつけるのに思わず深呼吸が必要なほど緊張してしまいましたが…
最近のアルコールランプは、転倒防止としてこのような取っ手が付いているんです。
これのおかげで、三脚の下にアルコールランプを入れる際もかなりスムーズに動かすことができました。
大体1学期に学年一人はあの作業に失敗して、アルコールランプを倒し、
机の上を火の海にしてしまうなんて事がありましたよね…
もしかしたらあのような失敗も今はないのかも…
などと作業をしながら思いました。
さて、実際どのような様子だったのかを動画で撮影しましたので、
こちらをご覧になってください。
最初は勢いよく弾け始め、いいぞいいぞ…!と目を輝かせていたのですが、
それからあまり弾けなくなってしまい…
少しビーカーを振ってみたのですが、あまり変わらず…
最後は下の部分がかなり焦げ付き始めてしまいました。
部屋中に漂う焦げ臭さ、そしてビーカー内に充満する煙…
「これは…失敗しているのでは…」そんな思いが胸に広がっていきました。
動画の後も暫く火にかけていたのですが、焦げる部分が増えるばかりで
新たに弾けるポップコーンは出てこず…
やむなく実験を終了することになりました。
ビーカーの中はこのような感じになっていました。
原因として考えられるのは
・ポップコーン種に馴染ませる油が足りなかった
・そもそもポップコーン種自体が足りなかった
・火力が強すぎた
・私がビビりすぎた
あたりでしょうか…
それでもできたポップコーンがいくつがありましたので、
取り出してみました。
食べてみると、若干硬いかな?という感じはするものの、
ちゃんとポップコーンの味がします…!
全て弾けきってくれれば、さぞかし美味しかっただろうな…と、
ポップコーンの為にその日のおやつを抜いた子供達としょんぼりしてしまいました。
残念ながら、今回は少し失敗に終わってしまったポップコーン作り。
しかし!
これにめげず、原因を究明し改めてチャレンジしてみようと思います!
その様子はこちらで掲載させていただきますので、是非楽しみにしていてください~!