フラスコで追いソーダ!?ガラス器具を用いた理系ドリンクがカフェ業界でブーム!
今まで、正直「おしゃれ」とは程遠いと思われていた理化学用品ですが、
こちらのブログでも幾度か取り上げさせていただいたように、
(その1、
その2)
実はおしゃれなインテリアとしてのポテンシャルも持っていることが
徐々に世間に広がりつつあります。
先日、インスタグラムを眺めていたところ、このような写真が目に入ってきました。
こちらは、大阪市にあるカフェ『ROASTERS COFFEE』の名物、クリームソーダを紹介した投稿です。
緑と赤のクリームソーダの横には、それぞれ容器に入ったソーダがありますが、
ある程度クリームソーダを楽しんだ後「追いソーダ」ができるようにと用意されているものだそうで、
このアイディアがとても人気を呼んでいるようです。
しかし、よく見るとその追いソーダ用の容器、とても見慣れた形をしています…!
これってもしかして、フラスコなのでは…?!
しかし、こちらの写真だと若干ピントが合っていないため、
どこの何mlのフラスコなのかが確認できません。
そこで他の投稿も探してみると…
ありました!
こちらの写真で確認した限り、IWAKIのフラスコのようです。
写真から漂う空気感から、店内の雰囲気も無機質な感じがしますし、
入っているソーダの色が赤と緑という事で、どこか異世界感のあるビジュアルになっていますよね。
上に乗ったクリームも丸々としていて、全体的にイラストのようです。
もちろん、こちらのフラスコ、いまちゃすでもご用意致しております。
ご家庭でも異世界感を味わいたいな~という方、如何でしょうか。
しかし実は、フラスコ×ソーダの組み合わせは、これだけではなかったんです。
こちらの投稿をご覧ください。
こちらは、愛知県常滑市にあるB-GATEというカフェバーのクリームソーダ。
今度はフラスコの上にクリームが直接乗っている…!
しかも今度のソーダの色は青です。
しかしこの写真だと、フラスコの種類がわからない…ということで、
また他の投稿を探してみると…
ありました!HARIOのフラスコのようです。
しかしこちらのフラスコは植物培養用のフラスコで、少し珍しいタイプもの。
あまり小中学校の理科室などでは見かけなかった種類のものかもしれません。
こちらは残念ながらいまちゃすではHARIOのものは扱っていなかったのですが、
IWAKIの植物培養用のフラスコは取り扱っておりました。
また、宮崎県にあるActors Square Coffeeというカフェでも…
植物培養用のフラスコに入ってドリンクが提供されているようです。
こちらもHARIOのものが使われているようです。
もしかして、カフェ業界でフラスコが「来てる」んでしょうか?
しかも後半の2店舗はどちらも植物培養用という少しマイナーな種類のフラスコを使っているのは何故なのでしょうか?
ここからは推測なのですが、三角フラスコの形が魅力的でドリンクの提供に使いたい!
と思った時、ぶち当たる難関がその注ぎ口の狭さ。
もちろん、本来の使い方であればあの大きさで問題はないのですが、
ドリンクをそこから飲む、また提供する際にそこに注ぐことを考えると、
普通のフラスコでは難があり、最終的に植物培養用のフラスコにたどり着いたのではないでしょうか。
フラスコ界でもあまりメジャーではない植物培養用のフラスコが
ここに来てカフェで人気者になるだなんてきっと誰も予想していなかったでしょう。
しかし、フラスコは熱にも衝撃にも強いので
頻繁に洗わなくてはいけない飲食店では実は扱いやすいガラス製品なのかもしれません。
今回取り上げさせていただいたお店はどれもいまちゃすからは遠いお店ばかりだったため
実際に足を運ぶことは出来ませんでしたが、いまちゃすの近くで理化学用品で
ドリンクを提供するお店をこの機会に開拓してみようと思います。
みなさんも是非探してみてくださいね。