緊急時の衛生対策にお役立ち!災害時の備えはお早めに
近年になり抱えている問題といえば、最近では新型コロナウイルス感染症に関するものばかりですが、もちろんそれだけではありません。
そう、それは台風や地震、大雨などの自然災害です。
今年は昨年の台風19号ほど大きな台風はなく台風の季節も無事に過ぎつつありますが、地震については熊本地震や山形県沖地震など大きなものが複数回ございました。
また、今年7月に各地で起こった集中豪雨は記憶に新しいのではないでしょうか?
災害時には、感染症の拡大リスクが高まるため、特に避難所では衛生状態を保つことが大切です。
また、現在避難所に集まる場合は新型コロナウイルスのクラスター感染を避けるためにも最新の注意が必要です。
そのため、個人でできる「衛生対策」をしっかり行いましょう。
今回は感染症を最小限に抑えるポイントと、準備しておきたいアイテムを紹介いたします。
手洗い・うがいは感染症対策の基本!
手洗い・うがいは、感染症を防ぐ上で非常に重要です。
手は見た目が汚れていなくても細菌・ウイルス等が付着している可能性があります。
指先から手首までしっかり清潔にしましょう。
手洗いのタイミングは避難所での生活の場合は主に
・トイレの後
・食べ物を取り扱う直前
・嘔吐物、排せつ物の処理後
です。
上記のタイミングでは必ず手洗いをするようにしましょう。
爪中と指先の汚れを同時に落としてくれるアイテムです。
指先は一番モノに触れる頻度が高い場所なので念を入れて清潔にしておきましょう。
水が使えないときはアルコール除菌シートを使いましょう。
手に目に見える汚れがあった場合はウエットティッシュで拭き取った後に除菌シートを使うと効果的です。
水だけのうがいでも予防効果はありますが、うがい薬を使用すると、より効果が高まります。
身体の清潔を保つアイテム
水が使えなくなるとお風呂にも入れず、からだの衛生面が気になってきます。
からだの汚れやニオイが気になる場合はウエットティッシュを使って気になる部分を拭き取りましょう。
肌の弱い方はノンアルコールタイプがおすすめです。
製造日より5年間保存・使用できる防災用のウエットティッシュです。
長期間の保存が可能のため余裕を持ってまとめ買いをしても無駄になりません。
口臭が気になる方には口腔ケア用のウエットシートがオススメです。
ノンアルコールなので、アルコールが禁忌の方にもご使用頂けます。
髪・頭皮の汚れはドライシャンプーで簡単にケアができます。
水を使わず、拭くだけカンタン、手袋型なので細かい所もしっかり拭き取れます。
ブラシがある場合は、ブラッシンクだけでも髪に付着したゴミをある程度落とせるのでドライシャンプーと併用すると効果的です。
災害時はトイレに注意!
避難所のトイレは不特定多数の人が使用するため、感染のリスクが高く注意が必要が場所です。
トイレ用の使い捨て手袋やマスクを用意できるとベストです。
避難所のトイレにスリッパがない場合があるので、トイレ用に抗菌タイプのものを用意しましょう。
トイレで履いたスリッパで居住スペースを移動すると菌が広がってしまうため、トイレで使用したスリッパはトイレ専用にすると良いです。
災害時は、そもそもトイレが使用できるかどうかがわかりません。
水が止まっていたり、地震によりトイレが破損していたりなど、物理的に使用ができない場合もあります。
念のため防災グッズとして簡易トイレを準備しておきましょう。
「備えあれば患いなし」ということわざの通り、災害時の準備は念には念を入れてしましょう。
杞憂で終われば「杞憂でよかった!」となり、いざ非常事態になれば「あのとき準備していてよかった!」となるのが災害時の備えです。
いまちゃすでは過去にも防災グッズのご紹介をしておりますのでぜひそちらもあわせてご覧ください!