カビはどうして生えるの?どうしたら防げるの?
ちょっと油断していると、いつのまにかカビが生えているというご経験はありませんか。
カビは見た目にも、衛生的にも良くありません。
現代の生活環境では、冬場でもカビの生えやすい場所が何か所もあります。
カビはなぜ生えるのか、どうしたらカビの発生を防げるのか。
今回はカビの発生の原因とその対策をご紹介します。
現代は、冬もカビの季節です
「カビ」というと、梅雨時のじめじめした季節に生えてくるというイメージがありました。
しかし、住宅事情が改善されている現代は、冬でも室温が高く、加湿器や結露などで湿度も高いので、カビの発生に注意が必要です。
とくに、冬は部屋を閉め切っておくことも多く、通風が悪くなるので、カビには好都合な条件が揃っているのです。
カビは、どうして生えるのでしょうか?
カビの胞子は空気中どこにでも漂っています。
そのカビがあちこちに付着し、発育条件がそろうと生えてくるのです。
カビの発育条件とは、温度、湿度、エサの3つです。
温度は20℃~30℃、また湿度は75%以上になると活発に活動するようになります。
そして、人の皮脂やふけ、髪の毛、ホコリなどがカビのエサとなります。
これに加えて、カビは風通しが悪い場所が大好きなのです。
カビを防ぐには、どうすればいい?
カビを防ぐには、カビの大好きな条件をなくしてしまえばいいのです。
・できるだけ暖房の温度は抑える。
・湿度にも注意して、加湿をしすぎない。
・こまめに掃除をしてカビのエサとなる汚れを減らす。
・部屋の風通しを良くする。
こうした対策をしておけば、カビの大量発生は防げます。
また、現代の住宅は密閉性が高いので露結対策も大切です。
家具と壁の隙間は露結しやすいので、密着させずに風が通るようにしておきましょう。
洗濯ものを部屋干しする時には、換気にも注意してください。
塵・ホコリ・ゴミを取り除きます。
クリーン度が求められる様々なシーンに。
カットしやすいミシン目で、使いやすいよう工夫されています。
すぐれた除菌・消臭効果。
主成分は次亜塩素酸ナトリュウム(製造時濃度 6% )
カビ、こんな場所にご注意
家の中で、冬でもカビが発生しやすいところが何か所かあります。
・空気の通りが悪い場所
・北側の部屋
・バスルームやキッチンなどの水回り
・窓やその付近の壁
・エアコンや加湿器
などです。
次に、それぞれの具体的な対策を見てみましょう。
露結への対策
露結は、室内の湿った暖かい空気が、窓ガラスや壁などの冷たい部分に触れたとき発生します。
対策としては、温度差をなくすこと。
窓を断熱性の高いペアガラスにする、温かい空気を部屋全体に循環させる、
などの工夫で露結は防げます。
温度・相対湿度の上限と下限アラームの設定が可能です。
壁掛けと卓上の2通りの設置が可能です。
押入れのカビ対策
押入れやクローゼットの中は湿度が上がりやすいので、ときどき扉を開けて風通しをよくしておきましょう。
洋服やケースを、直に床に置かないで、スノコなどを敷くのも効果的です。
ひとつのキャニスターで0.09klを除湿します。
150℃・3時間の再乾燥で繰り返しご使用できます。
浴室のカビ対策
まず、よく掃除をしてカビのエサをなくしておきましょう。
また、入浴の後は必ず換気をして温度と湿度を下げてください。
入浴後に浴室の壁や床についた水分をタオルで拭き取っておけば安心です。
洗濯機のカビ対策
洗濯機の中には、カビの好きな温度、水分、栄養分がそろっています。
使用していないときにはフタを開けて風通を良くしておきましょう。
また、洗濯機専用のクリーナーで定期的に洗濯槽をきれいにしておくことも大事です。
この記事をご参考に、ぜひ、カビの発生を抑えて快適な毎日をお過ごしください。
もし発生してしまったら、カビは表面だけでなく内側に根を張っている場合もありますので、それを取り去る製品を上手に活用していきましょう。