瑛人の「香水」はプルースト現象…匂いが記憶を呼び起こす?
昨年、大ヒットした瑛人さんの「香水」。
なかでも「別に君を求めてないけど 横にいられると思い出す
君のドルチェ&ガッバーナの その香水のせいだよ」
というサビのフレーズが大人気を呼びました。
この、ある香水の香りをかぐと、ある人のことが思いだされてしまう、
というフレーズは、まさにプルースト現象のことなのです。
プルースト現象とは、匂いが引き金になって、意図せず何かの記憶が呼び起こされる現象のことをさしています。
「プルースト現象」は、フランスの作家の名前から名づけられました
「プルースト」は、フランスの作家マルセル・プルーストの名前からとられました。
彼が、その半生をかけて執筆した『失われた時を求めて』という小説の中で、主人公がマドレーヌを紅茶に浸した時、その香りで幼少時代を思いだすというシーンがありました。
ここから、特定の香りをかぐことで、その香りに結びついている記憶が呼び起こされる状況を「プルースト現象」と呼ぶようになりました。
嗅覚は、他の感覚よりも記憶を刺激する、その理由は?
「プルースト現象」が実在することは、心理学や脳神経科学の実験で確認されています。
すべてのメカニズムが解明されている訳ではありませんが、香りが記憶と強く関係する理由は、嗅覚情報が脳に届く経路にあると推測されています。
嗅覚情報は、感情と関連する扁桃体、記憶と関連する海馬に直接伝わり、そこから大脳新皮質へと伝わります。そのため、嗅覚は他の感覚よりも、記憶を刺激するのだと言われています。
この「プルースト現象」につながる香りは、脳の快感に関わる部分を活性化させることも分かってきています。また、炎症を起こす血液中の体内物質を減少させ、体調をよくすることも確認されています。
消したい臭いには、消臭剤・脱臭装置が便利です
想い出を呼び起こしてくれる香りならいいのですが、実験室や暮らしの中には、時として不快な臭いもあります。そんな時に役立つのが消臭剤・脱臭装置です。
・オゾン発生により、急速脱臭します。
・メンテナンスフリー(月1回程度のフィルター清掃のみ)のため、低ランニングコストです。
・コンパクト・軽量のため脱臭したい場所への持ち運びが容易です。
・嫌な臭いを急速脱臭。
※本製品は高濃度オゾンを使用しますので、無人空間での脱臭にのみご使用ください。
・主成分:界面活性剤
・使用回数:約52回
・内容量(mL):280
・水を入れたバケツに入れ、溶かすだけで悪臭を分解します。
・ポータブルトイレ用の消臭剤で、一般トイレにもお使いいただけます。
・主成分:植物抽出物・非イオン界面活性剤・クエン酸・香料
・内容量(mL):400(約20回分)
・細菌・カビ・ウィルスを除去し、不快な臭いを消臭します。
・希釈溶液タイプは水道水で希釈し、対象物に直接散布してください。
・内容量(mL):300
・成分:二酸化塩素液・界面活性剤シリコン系消泡剤
※細菌・ウイルス・カビ・臭いの中には除去できないものもあります。
・フレンチタッチの爽やかな香りでラボラトリーを快適に。
・オートクレーブ内に1粒入れ、スイッチをつけるだけで庫内の嫌なにおいを取り除きます。
・入数:100粒
・消臭効果:1粒で200L対応可能
・香り:ミントとユーカリ
皆さんが記憶を呼び起こす香りは、どのような香りでしょうか。 「失われた時を求めて」の主人公のようにマドレーヌの香りでしょうか。 ラベンダーやローズマリーという方もいらっしゃるでしょう。 日向に干した布団の匂いで幼少期を思いだすという方もいらっしゃいました。
嫌な臭いには脱臭剤を上手に使って、好きな香りに包まれて暮らしていきたいですね。
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