急な停電や災害で困ったが無いように!急な電気トラブルに使える発電機とは?
雷も多くなってきたこの季節。急な停電などで電気が使えないとなると困るでしょう。この記事では、そんな時に役に立つ発電機について解説していきます。
自然災害で起こる停電は長引きやすい
台風やゲリラ豪雨を原因とした洪水、地震などの自然災害が原因で引き起こる停電は長引く傾向にあります。
例を挙げると、2019年に発生した台風15号では停電復旧におよそ12日もかかってしまいました。
また、東日本大震災の時には最長で約3ヶ月も停電が発生している地域があり、その他の地域でも計画停電など人為的な停電も度々起こりました。
現在では、電気を使って動く電化製品が無くては生活もままならない世の中になっています。特にスマートフォンは、普段の生活に欠かせないものになっていますし、自然災害時には安否確認や情報収集に必要です。
しかし、停電が発生するとコンセントから充電することは難しく持ち運びできるモバイルバッテリーでも数回使用してしまえば使い物にならなくなってしまいます。
さらには、スマートフォン以外にも食料を保存しておくために必要な冷蔵庫や真夏真冬であればエアコンも必要です。
そのため、停電の長期化に備えてある程度大量の電気を発電できるように対策を講じておく必要があります。
停電に備えるなら家庭用発電機を
家庭用発電機は、ガスやガソリンを利用して必要な時に必要な分だけ電力を発電することができるものです。
夏祭りの屋台や屋外ライブなどで目にしたことがある人も多いでしょう。発電機であれば、モバイルバッテリーのようにバッテリー切れになることもありません。
燃料があれば発電を続けることができ、長時間での使用にも向いているため停電が長期化した場合でも安心です。
家庭用発電機のメリット
停電対策として家庭用発電機を用意するメリットは何でしょう。ここからは、家庭用発電機のメリットを解説していきます。
パワーがある
家庭用発電機は、ハイパワーの製品が多くガソリンを使用して1日中電気を発電できる高出力のものが多数販売されています。
燃料さえ確保しておけば、電力を多く使う家電でも長時間の使用が可能です。
必要な時にすぐに使える
家庭用発電機は天候や季節、時間の制約が無く必要な時にすぐ発電をすることができます。
ポータブル蓄電池などは、気温が低い寒冷地を苦手としていますがガソリンタイプの家庭用発電機ならば寒冷地でも問題なく利用することが可能です。
※カセットガスタイプの発電機だと寒冷地では使えない場合があります。
LPガスタイプなら燃料備蓄がいらない
家庭用発電機には、LPガスに対応しているものがあります。LPガス対応の場合、一戸建て住宅にお住まいで普段LPガスを使用しているのであればガソリンなどの燃料備蓄は必要ありません。
急な災害で燃料の準備ができていなかったという場合でも安心でしょう。
家庭用発電機のデメリット
家庭用発電機は、非常に便利で心強いものです。しかし、多少なりともデメリットがあります。ここからは家庭用発電機のデメリットもご紹介していきます。
屋内での使用はできない
家庭用発電機は、屋内で使用できません。そのため災害などで停電してしまった場合は発電機を屋外に置いてケーブルを伸ばして屋内に電気を引き込む必要があります。
屋内で使用した場合、一酸化炭素中毒を起こす危険性もありますので絶対に使用しないでください。
音が気になる
家庭用発電機は、作動音がかなり大きいです。また、ガソリンのにおいがきつい場合もあります。
そのため住宅街だと近所迷惑になることもあり、注意が必要です。
家庭用発電を選ぶポイント
ここまでで、家庭用発電機のメリットデメリットはしっかり理解できたかと思います。
ここからは、家庭用発電機を選ぶポイントについて解説していきます。
必要な電力を賄えるか
1つめのポイントは、停電時の非常用電源として必要な電力分が発電できるかです。
判断基準としては、発電機の定格出力を確認します。定格出力は、安定的に出せる電力エネルギーがどの程度なのかを示した指標です。定格出力が消費電力を上回っていなければ使おうと思っている家電は使用できません。
家庭用エアコンであれば45Wから2000W、スマートフォンであれば充電時に15W、電気ケトルであれば700Wから1000Wの消費電力なので停電時に使いたい電化製品があれば参考にして発電機を購入すると良いでしょう。
持ち運べるか
重さやサイズなども家庭用発電機を選ぶポイントになります。自宅で使用する場合には、移動することも無いかと思いがちですが災害発生時には移動して使わなければならないことも多いです。
そのため、軽量でコンパクトだったりキャスター付きで運びやすいものが良いでしょう。
使用環境に対応しているか
家庭用発電機を選ぶ時には、想定する使用環境に対応しているかが重要になります。
寒冷地であれば低温での使用、沿岸部であれば塩害に耐えうるのかも考えなければなりません。
まとめ
停電はいつ起こるかわかりません。もしものために、発電機はかなり役に立つので準備しておくと良いでしょう。
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【2023年】家庭用発電機は必要? ポータブル電源との違いを解説! – Jackery Japan
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