子供も、親も、理系も夢中。科学漫画「Dr.STONE」を知っていますか?
最近「Dr.STONE」という漫画(&アニメ)が小学生の間で人気なのをご存知でしょうか。
「週刊少年ジャンプ」にて、2年ほど前から連載されている漫画なのですが、
その人気から既にアニメ化されており、つい先日に2期の制作が発表された話題の作品です。
しかも、人気なのは小学生の間だけではなく、どうやらその保護者の間でも人気なのだそうです。
しかもしかも!
どうやら「科学漫画」らしい、との噂なのです。
それならば理化学屋のいまちゃすとしてはチェックしなくては…!と、
ひとまずアニメ版のサイトを見てみようとサイトを開いたところ…
表示されたのは、フラスコモチーフのダウンロードアイコン。
あれ?!ちゃす丸?!と一緒に見ていたスタッフが思わず口に出してしまったほど。
これは期待できます…!
物語のあらすじはこうです。
世界の全人類が、謎の発光現象によって一瞬で石化してしまってから数千年。
超人的な頭脳を持つ根っからの科学少年「千空」は目覚め、
科学の力と「体力馬鹿」である幼馴染・大木大樹と共に、
文明が滅んでしまった世界を救うことを決意するーーー
というもの。
それでは、ひとまずアニメをチェックしてみることにします。
ご覧ください、始まって数十秒でダウンロードアイコンとしても使われていた、
丸型フラスコの登場です。
大きさからすると、500mlくらいのものでしょうか。
もちろん、いまちゃすでお取り扱いしております。
コスプレをする際の小道具をお探しの方がいらっしゃいましたら、
是非こちらチェックしてみてください。
その後も見続けていると…
石化の後に目覚めた主人公・千空の服に「E=mc2」と書いてあるのが目に入ってきました。
これは「質量とエネルギーの等価性」とその定量的関係を表した記号で、
かのアルベルトあいシュタインによって特殊相対性理論で提唱された式です。
揺るがない科学の基礎であるE=mc2を自らの血で書き込むことで、
自らの信念も揺るがないものである、という決意表明をしていると考えられているようです。
また、1話の終わりで石化した鳥の石を溶かすことに成功した際に
「科学ではわからないこともある、じゃない。わからないことにルールを探す、そのクソ地道な努力を科学と呼ぶだけだ」というセリフは、研究室などで地味な作業をやり続けたことがある人には
かなり響くものがあるのではないでしょうか。
アニメ内では化学式などもポップに表現されており、
これが保護者の間でも人気の理由なのかな?と思いましたが、
それだけではなく、この地道な努力をし続ける主人公たちの姿が、
小学生の保護者の間でも人気の理由なのだろうな、と思いました。
実は今年の夏休みには「実験する漫画展」というイベントが、
いまちゃすでも取り扱いをさせていただいているガラスメーカー、AGCのイベントスタジオにて行われていました。
「ガラスは化学の原点」をキーワードに、
AGCのガラス素材や技術を用いて漫画の世界観を表現しながら、
科学をもっと身近に感じてもらおう、というイベントだったようです。
「実験する漫画展」で展示されていた商品はたくさんありますが、
ちゃすまるに近いフラスコならばこちらの商品でしょうか。
同じく夏には「Dr.STONEの最強自由研究」という本も出版されており、
科学に関する事なら、Dr.STONEにお任せあれ!
という雰囲気がビシバシ感じられます。
Dr.STONEの最強自由研究 (集英社ムック)
楽しく、学びながら科学を学ぶことのできる素晴らしい作品です。
是非みなさんもチェックしてみてくださいね。