Youtubeの学べる「理系チャンネル」が充実している!オススメの動画をご紹介
先月このようなニュースが流れ、度肝を抜かれた方も沢山いらっしゃったのではないでしょうか?
→大卒レベルの数検1級、9歳が最年少合格 動画を教材に
理数系大学卒業程度の力が必要な最難関レベルである数学検定1級に、
小学4年性の男の子が最年少で合格したというのです。
しかも、驚いたのがその勉強方法。
彼はオンライン学習塾の指導の他に、
YouTubeで自ら見つけてきた動画を教材として勉強をしていたというのです。
大人からするとまだ山のものとも海のものとも区別のつかない、
未知の領域にあると言っても過言ではないYouTubeですが、
子供はそんな戸惑う大人を尻目に、新しいおもちゃを楽しむように
使えるものはフルに使って知識を吸収していくのだな~と
思わず唸ってしまうようなニュースでした。
そんな天才少年の誕生にも一役を買っているYouTubeですが、
実は科学、実験系の動画も数多くアップされている事でも有名です。
実験系の動画は見た目にインパクトのあるものも多く、
隠れた人気コンテンツの一つなのだとか。
そこで今日は子供が科学を好きになりそうな、
オススメの理系YouTubeチャンネルをご紹介していこうと思います。
★米村でんじろうサイエンスプロダクション
地上波での番組も好評な、米村でんじろう先生監修のサイエンスチャンネル。
やって楽しい・見て楽しい・しかもそのまま夏休みの自由研究に使えそう!
という三拍子揃った、優秀な実験を数多くやられている印象です。
やはり何年も科学を楽しく見せるお仕事をされているだけあって、
専門的な事をきちんと理解した上でわかりやすく楽しく見せてくれるので、
見ている方としても安心感があります。
家の中にあるものだけでできる実験もいくつかあるので、
見ながら親子で挑戦してみるのにオススメのチャンネルです。
★水溜りボンド
元々は漫才コンビとして結成した二人組である水溜りボンドが、
科学系だけに限らず「わざわざやるまででもないけれど、なぜか気になる事」
をテーマに実験したり、都市伝説を検証したり、ドッキリをしたりするチャンネル。
でんじろう先生とその弟子である市岡元気さんとのコラボも行なっています。
下ネタを避けた動画作りをしているようで、家族で見ていても安心の作りとなっています。二人のインタビューを読んでみると、その点はかなり気をつけているようで、YouTubeというコンテンツを背負っていく覚悟が感じられます。
登録者数は400万人越えというおばけチャンネルです。
★nimspr
様々な物質、材料に注目し、それを紹介しているチャンネルです。
中でも上記の「未来の科学者たちへ」シリーズは、
まるでそのままEテレで流れていても違和感がないような映像の作りです。
それもそのはず、動画の制作は「ピタゴラスイッチ」「Eテレ0655&2355」などの制作にも関わっている
ユーフラテスが製作しているのです。
YouTubeにアップされている動画はスマホで見られる事を意識しているため、
どうしても画面に出てくる文字などが大きくなってしまい、
それが良くも悪くも「YouTubeらしさ」となっているのですが、
こちらのチャンネルの動画はその「らしさ」がないので、
YouTube系の動画はちょっと苦手…と思っている人にもオススメです。
★NurdRage
無機化学で博士号を持っているカナダの科学者が運営している科学実験チャンネル
。
液体窒素のバケツに手を突っ込んでみたり、乾電池からリチウムを取り出してみたりと、
専門知識がないと絶対にできない、「ご家庭では絶対に真似しないでください」系の
ガチンコ動画が盛りだくさんです。
★styropyro
ライトセーバーやビーム、デスレイなど、映画を見ていて憧れてしまう武器や必殺技を、
全て壊れた電化製品やスクラップから作り出してしまおう!
という子供の頃の夢が詰まったチャンネルです。
運営者は化学、物理、数学を専攻するイリノイ大学の学生。
自らを「DIY Laser Guy」と呼ぶほど、子供の頃からとにかく「ビーム」「リーザー」に目がなかったそう。
数年前の情報では博士号の取得を目指していたようですが、
果たして無事に取得できたのかが、少しきになるところです。
いかがでしたでしょうか。
中程でご紹介させていただいた、水溜りボンドのお二人が漫画やアニメを例に出し、
その二つも最初は「見たらバカになる」と言われていたお話をしていらっしゃいました。
新しいコンテンツであるYouTubeへの風当たりの強さをよく表している言葉ですが、
今回ご紹介したように様々な動画がYouTubeにはアップされています。
もちろん、大人としてはあまり見ないでほしいなと思うようなものもありますが、
それはYouTube以外のコンテンツでも同じこと。
大人がうまく見守りながら、子供の知的好奇心を刺激するようなものを見せてあげられたらいいですね。