読めば読むほどトリコになる「ビーカーの同人誌」がアツい
皆さんには、何者にも変えられないほど、好きなものはありますか?
趣味、と言ってしまえばそれまでですが、それよりももっと熱い思いを抱いてしまう…
時に自分を支えてくれ、時にその存在のためならば全財産を差し出してしまうほどの存在。
そう、最近流行りの言葉で言うのならば、いわゆる「推し」と呼ばれる存在のことです。
それは人によってアイドルやミュージシャン、時にアニメのキャラクターだったりしますよね。
SNSの普及で、様々な人が自分の「推し」について発信をするようになった昨今。ネット上での発信だけでなく、コミケのような場所で自分の推しについての同人誌を売る事も、さほど珍しいことではなくなりました。
そんな中、理化学屋であるいまちゃすとしては、どうしても見逃せないとあるものを「推し」ている同人誌を偶然発見しました。
その「とあるもの」とはこちら。
そう、ビーカーです。
いまちゃすでも様々な種類を扱っている、ビーカー。
なんと、ビーカーの同人誌を発見したのです。
早速1冊手に入れてみると、表紙には「令和から始めるビーカー生活」の文字。
帯には「すべての隠れビーカニストに捧ぐ不毛な同人誌、待望の重版」の文字も見られます。
ビーカー生活とは…ビーカニストとは…と、これまであまり聞いたことがない、インパクト大の言葉たちに面食らいつつも、ビーカーへの愛がほとばしっている事がわかります。
早速中を見てみると、ビーカーの種類の説明、ビーカーのいろは、ブランド別ビーカーレビュー、最後にはお気に入りのビーカーを外に連れ出そう!という、常人では思いつかないような企画など、読み応え抜群。
いまちゃすでも様々なブランドのビーカーを扱わせていただいていますが、思わずそうだったのか!と感心してしまう事も沢山書いてありました。
最初は戸惑っていたビーカーを外に連れ出す企画ですが、読んでいるうちに「いや、むしろ何故わたしはビーカーを外に連れ出していないのだろう?」と思わず立ち止まって考えてしまうほどに、その愛の濃度は凄まじいものがありました。
こちらの「ビーカーの同人誌」、先ほどご紹介したVol.0の帯にも書いてあった通り、重版されるほどの人気で、現在Vol.0とVol.1の2冊が刊行されています。
Vol.1も手に入れたので、こちらも中身を覗いてみると…
相変わらず愛に溢れたブランド別ビーカーレビュー、ビーカー撮影の心得&テクニック、自分にあったビーカー診断、そしてやはりビーカーをお外に連れ出す企画などなど、相変わらず「読ませる」企画が盛りだくさんです。
どれもまるでアイドル誌にあるような企画なのですが、改めて紙面を見てみると、そこに写っているのはビーカー、という事実に、何度も脳がバグりそうになりました。
しかし著者の方達にとって、ビーカーは「アイドル」であり、「推し」であるので、そう感じるのも不思議なことではなのです。
と、少し面白おかしくご紹介させていただきましたが、正直理化学屋にとって、こんなに嬉しい気持ちになる本に出会えるとは思っていませんでした。
実験という限られた用途のために作られたものであるビーカーですが、最近ではインスタなどの普及でその見た目の良さが見直されていることは、こちらのブログなどでもご紹介させていただいているので知っているつもりでした。
しかし、ここまでビーカーを愛してくれているということはわかっていなかったように思います。
購入させていただいた同人誌は社内でもかなり話題となり、次読ませて!という声が次々と上がっていました。
今回ご紹介させていただいたビーカーの同人誌を作っているPlanariaDreamさんを始め、ビーカーを愛するみなさんには、これからもビーカーを「推し」続けていただきたいな、と思いますし、その推し活動のお手伝いを、少しでもいまちゃすがすることができたらいいな、とささやかながら思っております。
ビーカーの同人誌はこちらのページから購入可能です。
こちらではご紹介しきれなかった魅力と熱量を、実際に手にとって是非とも感じてみてくださいね。